丸尾聡の死ぬまで日記 復活編
ラジオ オーディオドラマの収録はこんなふうに 1
久しぶりにNHKの601スタジオに。
「ファイル/残置物処理班」以来だから、半年はまだ経たないか。
金魚鉢の中に音響の機会が並び、向こうには役者がしゃべるスペースの広がる空間は、三谷幸喜の「ラジオの時間」をご覧になった方なら馴染みだろう。
「ラジオ・キラー」セバスチャン・フィツェック原作のラジオ局が舞台のサスペンスを小説を小松興志子さんが脚色。
NHKーFM 青春アドベンチャーで9月29日から15回連続で放送予定。
そうそう今回は作家でなくて役者なのです。
えへん!
主役どころは、文学座の山像かおりさん、元男闘呼組の高橋和也くん、第三舞台の大高洋夫さんら。山象さんと高橋君は、以前もラジオで一緒だったし、山像さんには金安凌平が舞台で世話になっている。大高さんは、これは私の書いたラジオドラマで熊倉一雄さんらと家族の役をやってくれた。第三舞台最後の公演のときに、小須田さんを尋ね三人で楽屋で話したなあ。
ラジオは割と手軽に出演出来るので、いろいろな方と仕事出来るのが面白い。
今日の私は、交通事故現場の写真の収集が趣味という、オタッキーな報道ヘリコプターのパイロット役。(? 運転手か?)
へリポートにやってくるのは、ある事故の調査をしているディーセルなる人物。
齋藤暁さんだった。ご一緒するのは初めてである。あの「踊る大捜査線」での秋山副署長役でブレイクした人だ。たしか、自由劇場、東京壱組という経歴のはず。大谷亮介さんたちと同じ。
企まず朴訥とした感じがとてもよかった。
リハをやって、ディレクターから私のキャラクターに注文が付き、もう少しオタッキーにとのことで、ちょっと強引に。
一発でオーケーが出る。
さて、本日の私の出番は、スタジオ入りしてから30分で終了。
実は、映像や声の仕事というのは、実にこういうことが多いのです。
主役級は別ですが、だいたい台本の順番に録らないことも多いし、大物のスケジュールに会わせる場合もあるし。
だから、台本を読み込み作り込むというよりも、キャラクターや瞬発力が、舞台よりも止められるわけですね。
それが、監督やディレクターの手で、まとめられ作品になるのです。
まさに、こういうのは、俳優の物でなく、監督の物、なのです。
しかし、その中でラジオは、最も舞台に近いと言えるでしょうか。
舞台が一番好きだと言ってはばからない多くの俳優も、二番目はラジオということが多いです。
セリフが肝心だからね。
へたくそな奴が出ると、本当にはっきりしてしまう。
ラジオなので、それを音声加工することも無論出来るのですけれど。
さて、今回は15回連続ドラマなので、通常10回よりも収録に数がおおい。
明日、明後日も、収録模様を書こうと思う。
予定だけれど。
「ファイル/残置物処理班」以来だから、半年はまだ経たないか。
金魚鉢の中に音響の機会が並び、向こうには役者がしゃべるスペースの広がる空間は、三谷幸喜の「ラジオの時間」をご覧になった方なら馴染みだろう。
「ラジオ・キラー」セバスチャン・フィツェック原作のラジオ局が舞台のサスペンスを小説を小松興志子さんが脚色。
NHKーFM 青春アドベンチャーで9月29日から15回連続で放送予定。
そうそう今回は作家でなくて役者なのです。
えへん!
主役どころは、文学座の山像かおりさん、元男闘呼組の高橋和也くん、第三舞台の大高洋夫さんら。山象さんと高橋君は、以前もラジオで一緒だったし、山像さんには金安凌平が舞台で世話になっている。大高さんは、これは私の書いたラジオドラマで熊倉一雄さんらと家族の役をやってくれた。第三舞台最後の公演のときに、小須田さんを尋ね三人で楽屋で話したなあ。
ラジオは割と手軽に出演出来るので、いろいろな方と仕事出来るのが面白い。
今日の私は、交通事故現場の写真の収集が趣味という、オタッキーな報道ヘリコプターのパイロット役。(? 運転手か?)
へリポートにやってくるのは、ある事故の調査をしているディーセルなる人物。
齋藤暁さんだった。ご一緒するのは初めてである。あの「踊る大捜査線」での秋山副署長役でブレイクした人だ。たしか、自由劇場、東京壱組という経歴のはず。大谷亮介さんたちと同じ。
企まず朴訥とした感じがとてもよかった。
リハをやって、ディレクターから私のキャラクターに注文が付き、もう少しオタッキーにとのことで、ちょっと強引に。
一発でオーケーが出る。
さて、本日の私の出番は、スタジオ入りしてから30分で終了。
実は、映像や声の仕事というのは、実にこういうことが多いのです。
主役級は別ですが、だいたい台本の順番に録らないことも多いし、大物のスケジュールに会わせる場合もあるし。
だから、台本を読み込み作り込むというよりも、キャラクターや瞬発力が、舞台よりも止められるわけですね。
それが、監督やディレクターの手で、まとめられ作品になるのです。
まさに、こういうのは、俳優の物でなく、監督の物、なのです。
しかし、その中でラジオは、最も舞台に近いと言えるでしょうか。
舞台が一番好きだと言ってはばからない多くの俳優も、二番目はラジオということが多いです。
セリフが肝心だからね。
へたくそな奴が出ると、本当にはっきりしてしまう。
ラジオなので、それを音声加工することも無論出来るのですけれど。
さて、今回は15回連続ドラマなので、通常10回よりも収録に数がおおい。
明日、明後日も、収録模様を書こうと思う。
予定だけれど。
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