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丸尾聡の死ぬまで日記 復活編

入院日誌 再入院編 10/23

10/23 8日目

入院して昨日で一週間であった。
久しぶりに肌寒い。曇天である。

本日は検査もレクチャもなし。ただし、「一日血糖検査」があり、7回血糖値を測定する。「中間試験」ですな。

あ、携帯電話が止まっている、なぜだ!

先月口座振替出来なかったのを忘れていた。
振込み用紙を持って来ているはず。あとで舌の売店で払おう。
しかし、ネットも通じず(このブログはK女史に託してアップしてもらっている、ですから入院日誌がとまっているとご心配の方,取りあえず大丈夫です。K女史に渡せていないだけです)、携帯もない入院生活というのは、これ、めっちゃ不安になるものだ。

血糖値朝前 104(169) ※( )内は一週間前の数字

朝食
食パン90g(一枚半)、スープ(タマネギ、ニンジン)、チーズサラダ(チーズ二切れ、レタス、マヨネーズ10g)、牛乳、ブルーベリージャム13g

入院日誌PA230004s

いやあ、パンだ。実に20食連続白米のあとのパンなのだ。小麦なのだ。今日から先日自分で選択したメニューが出るのだ。朝食は「洋食」を選択したのだ。さて。パンが多い気がするかたいるでしょう。六枚切りのものが、一枚半。これで240キロカロリーです。今は、主食少なめにする人が多いので、病院食は主食が多いと感じる人、多いようです。しかしその分副食はさすがに貧弱。チーズサラダはいやほんとチーズサラダっていうなよ、あるいは小さく書けよ、というものです。ジャムは・・・、もしかするとこの前の入院以来じゃないかな、口にしたの。パンか・・・,やっぱり米だったかな・・・。パン嫌いじゃないけど・・・
わたしが米派なのは、子供の頃の食生活による。朝は米だもんなあ。昼は給食でパンだったから。そういえば、あの頃、田舎で朝パンを食べているうちは「へえ」と言われる家だった。あれ、その家の子どもは朝も昼もパンだったんだなあ、考えてみれば。朝はパンと野沢菜、だったんだろうか。

26分19秒 ウォーキング 今日からストップウォッチ導入。しかし、B2から7階屋上までの階段のぼりおりはきつい。「少しきつい」ぐらいの運動がよいのだが、「かなりきつい」運動だ。ペースダウン。

今日の午後退院される田中さんは印刷屋さんだという。編集が主な仕事らしいが、会社では新百合ケ丘映画祭のポスターや印刷物を一手に引き受けたり演劇関係も多いらしい。
さて、その、田中さんと入れ替わるように一人入院して来た。
お年のようだが付き添いも無く一人である。パジャマに、キャップ、サングラス、マスクの怪しさ。と挨拶をされた。
「ヨロシク、オネガイシマス」
ダースベイダー? 
うーむ、声帯が不自由な方らしい。首にぶら下げた器具を喉に押し当て、声を出している。声帯の振動を増幅させているようだ。看護士との会話の際も、それを上手に押し当てている。
「血糖値高いよ」
「キャラメル、タベタ、カラダ」
うーむ、不謹慎ながらどうしてもスターウォーズを思いだしてしまう。
あの機械ちょっと貸してくれないかなあ。やってみたいなあ。俺がやったらどうなるのかなあ。
昔、羽田勝博という後輩の役者の留守番電話が「ロボット」の声だった。それは、喉のあたりをちょうどチョップするようにしながら録音したのだった。

入院のプロ、金安凌平から「たまに入院するのもいいものです」とメール。
今や売れっ子舞台監督だが、心ある人たちは「早く役者に復帰しろよ、馬鹿だな」と思ってもいるのだ。

血糖値朝後2時間 145(316)

体重の話
「ちょいメタボのほうが長生き!」そんな新聞記事が出ている。
茨城県の9万人の調査で、60代~70代の男性は、BMI指数が25、3の人が最も死亡率が低かったと言うことで、メタボ撃退ブームに疑問、といった内容だ。もちろん一律にウエスト85以上はメタボなんて、個人差を無視したいい加減な基準は問題外であることはまちがいない。ただ、これ、ほんとうにちょいメタボだ。BMI25以上が日本肥満学会の基準。この数値は、「肥満指数」と呼ばれ以下の計算。
BMI=体重(キログラム)÷(身長(メートル)×身長(メートル))
つまり体重を身長で2回割ればいい。18、5~25が標準。25以上がやや肥満、30以上が肥満。
ちなみに標準体重は、身長(メートル)×身長(メートル)×22
そして、一日の適正カロリーは、標準体重×25kcal
(ディクワーク中心だと25くらい。肉体労働なら35~40kcal)

わたしのBMIは27、1 やや肥満。標準体重は61、3kg 適正カロリーは1530kcalほど。(現在病院食は一日1600kcal)
まあ、無理である。机上の空論です。前の入院の時は、丸尾さんの筋肉と骨なら70キロくらいかなあ、と言われ、今回の浅井先生にも、摂取カロリー増やしていいと思いますけどね、と言われた。だからみなさんもダイエットするときには、一度医者に相談するといいのだよ。ちなみに、私が、茨城の調査で死亡率が低かったBMI25、3にするには、ちょうど70、5キログラムとなります。この辺りが目標値でありますね。
そう肥満の基準、これは国によって違うのでアメリカならわたしは堂々と標準体重である。自分にあった適正体重を見極める事が大切。標準体重は、その人に取って適切な体重ではなく、その身長の人が一番死なない体重は何キロかと言う統計であるから。だから極端な話、その体重より多いか、あるいは少ないかの人が二グループあり長生きしているのかもしれんのだ。

ということを覚えておくとデブもいいわけできる。

どうもわたしが一日中このブログを書いているように思われている方がいるようだ。あるいはその他は飯を食うか歩いているかと。いやいやいや、ほとんどの時間は仕事をしております。入院しながらも出来る因果な仕事です。ブログ等は足で書いておるような次第です。
え、ブログがいい加減な文章で、誤字脱字が多いから手を抜いているのがわかる? 申し訳ございません。

血糖値昼前 108(255)

昼飯
炊き込みご飯180g(椎茸、筍、グリンピース、ニンジン)、味噌汁(タマネギのみ)、茹で豚の胡麻しゃぶ、ブロッコリーボイル、煮物(椎茸、ニンジン、大根、グリンピース)、バナナ一本。

入院日誌PA220009s

炊き込みご飯である。美味しゅうございました。子供の頃、家では季節ごとに炊き込みご飯や混ぜご飯がよく出た。まめご飯、栗ごはん、キノコの炊き込みご飯・・・、あまり好きではなかった。あれはなぜだろう。親父が好きでなかったような気がする。白米が好きだったからかもしれない。先日、白寿(九十九歳!!)をむかえた祖母に「ご飯に味がついていたらおかずの味がわからない」と言った記憶もある。今でも、自分ではほとんど作らない。一年に一度、松茸ご飯をやるくらいか。玄米を食べているせいもあるが。しかし、美味しゅうございました。昼のおかず、選択肢は「胡麻しゃぶ」VS「魚の照焼き(ムツ)」であった。胡麻しゃぶは本来少し脂がある肉でそれを落としながら食べるのが美味いのだが、もちろんヒレ肉であります。しかし、わたしはムツが食べられないのだから、どちらが正解だったかは永遠の謎であり、問題であります。ムツも食いてえ・・・。ダースさんが食べていたムツを思わずじっと見つめてしまい変な眼で見られたのは事実でありました。

ウォーキングから戻ると、照明の西尾憲一さんからのメモ。あわてて電話すると、もうお帰りになったところだった。近所なのだ。昨日もきて頂いたとのこと申し訳ない。16時頃からあとは通常大丈夫です、と伝える。
雨が降っていなければ、夕方来てくれるそうだ。
といううちに、雨が降り出した。

田中さん午後退院。話し相手がいなくなった。
ダースさんと夜中に入院して来た「ゼンソク」さん、わたしで3人だと思っていたら、またすぐに入院してきた。胃潰瘍らしい。医者は「結構な胃潰瘍」と言っていた。そして看護士の職業を聞かれて「売れていないテレビや映画のディレクター」と話していた。Dさんと呼ぼう。ウーム,しかし病室にプライバシーはないな。

一昨日上京して、昨日は午前中で掃除をしてくれたはずの母が、どうしているかわからない。携帯に電話すると、「今、あんなのところにいるわ」と、また掃除をしてくれているらしい。「昨日も半日がかり、今日の中村さんが、ガスレンジを磨いてくれたのよ、お見舞いって、ほら変わって御礼をいいなさい」
今日はこれから来るのか尋ねると「行くかもしれないし行かないかもしれない」

結局、やってきた。この病院は駅から屋根付きの通路があるので、雨がふっていても大丈夫だと言いながら来た。
来るなり、小澤に渡して払って来てもらおうと思っていた、市民税県民税の督促状が見つかり、怒られ、いいと言うのに用紙を持っていって払ってくるという。こういうとき、演劇人はすぐさま甘えなくてはいけない。44になってもである。明日のよりよい演劇のためなのだ。涙をふいて払って頂こうと決意する。ちなみにうちの母が妹に(つまり私の叔母に)、「姉ちゃんは人にものをあげるために産まれて来たのよ」と言われているのを聞いたことがある。
昨日は、家で掃除をしたあと有楽町で同級生の水彩画展へ行き、出光美術館、そして東京フォーラムで学会に出ていた別の友人と帝国ホテルでディナーだったらしい。
「今日帰るの?」
「あたしだって忙しいのよ」
「なにが忙しいの?」
「月曜日はお花、火曜日はボランティア,水曜日は太極拳、木曜日は介護でお弁等配達、金曜は絵手紙、土日はいろいろ」
白寿を迎えた祖母の施設も,家の近所だから通っているらしい。しかし、丸尾家も母方の大野家も女性は長生きで元気だ。しかし、さすがに70を超えたので、多少腰にきているらしい、確かに足取りが少したよりなかった。
今事務所にいる小澤によると、事務所のネコ当番日誌の備考欄には「疲労」と書かれていたようだ。
そして、母は一人東京駅へ向かい、一人、新幹線で帰った。何とかというシルバー割引で安く帰れると言いながら。

今日はシーツ替えの日。仕方がないので談話室で仕事。NHKの松本順さんを見舞いにいったとき、シーツ替えで病室を追い出され、二人で廊下で立ち話をしたことを思いだす。
看護士がきて「指導」
「どうですか? これまでで不安なこととかわからないこととかありますか」
「退院してから、どうするかだよなあ」
「そうですねえ」
「酒をどう飲むかとか」
「飲まないってわかえにもいかないですしねえ」
「浅井先生は飲む? 飲まない先生だと理解がないからなあ」
「確か飲むと思いますよ」
「なんかね、自分なりのルールをさ決めなくちゃいけないんだよな」

血糖値昼後 95(303) 懐かしのフタケタ!

昨日で千秋楽を終えた小澤浩明が来る。さすがに長い付き合いなので、カロリー0の羅漢果由来の砂糖「ラカントS」と「バブ」という気のきいた見舞い。
今日は風呂に入らぬはずだったが、「バブ 濃厚炭酸湯 パワフル発砲ブッグサイズ 山桜の芳香浴 8錠入り」を試したくて入浴。(この病院は大抵風呂があいているのが良い、空いていれば予約していなくても入れるのも良い)
良い湯であったよ。さすが「Life Cycle」で、バブを持って風呂に行きながら看護婦の伝達ミスでバブを持って帰って来た患者山田を演じた小澤である。(詳しくは、劇団のHPからDVD、台本を購入するように)
これ、結構高いんだよね。実に小澤のためによい台本を書かなければならないと、固く思うわたしでした。

入院日誌PA230012s

血糖値夕前 98(179)

夕食
白米180g、スープ(アスパラガス、ニンジン)、白身魚のムニエル、茹でインゲン、なめこのみぞれ和え、漬物(タクアン二切れ)

魚のムニエルは失敗であった。これまでの経験を生かせず昼が豚肉だから魚を食べようと安易な方法で選択権を行使したのが心底悔やまれた。固い筋っぽい味がしない、なるほどソースをかけなければ食べられない代物であった。フライでない魚に中濃ソースをかけるのは初めての経験。対抗馬は「チキンバーグ(トマトソース)」であった。ハンバーグは美味しく作ることは難しいが、まずく作ることも難しい食べ物だ。むぅ。こちらが無難であったか。なめこのみぞれ和え。おそらくなめこのぬるぬるを全く落とさずに大根おろしと合えてある。しかし、上品ではないが妙に美味い。退院してもやってみることにしよう。ぬるぬるした大根おろしは新しい食感であった。納豆と大根おろしはやらない主義だったがよいかもしれぬ。今日はついにニンジンなしかと思ったら、スープの中に、ほんの短冊の一片が入っていた。23食連続ニンジン食い記録は更新中である。

血糖値夕後2時間 165(241)
就寝前 174(220)

うわっ。就寝前の血糖の方が上がってしまった。測定直前にどうしたものか、というメールがきて、それに返信をし、少し書きすぎたか、いやこのぐらい書かないと後悔してストレスになる、などと思っていたらストレスで上がってしまったのだ。微妙。にしても、入院時から比べると、どの時間帯も確実に下がったのだ。ちなみに、無論、これは規則正しい食生活とインスリンのおかげだ。特に書いていないが、毎食前と就寝前にインスリンは打ち続けている。
ああ、めちゃくちゃ煙草が吸いたい。不思議に酒は飲みたくない。


テレビカード1000円 水206円×2 週刊モーニング320円  東京スポーツ120円 携帯電話14545円 
見舞い等 母、中村さん、小澤浩明(ラカントS バファリン バブ)

    02:17 | Trackback : 0 | Comment : 0 | Top
終了しました
震災による休演もございましたが、劇場の協力を得て代替公演を行ない、予定通りのステージ数を終えました。困難な状況の中ご来場くださったお客様に、心より感謝致します。また、ご協力くださった方々、お心をお寄せくださった皆様にも。本当にありがとうございました。

『死刑執行人
~山田浅右衛門とサンソン』



共同体の和を著しく乱した者は
生きる権利を失う
彼らの存在を世から消す
それが死刑執行人

[会場]
テアトルBONBON
中野駅徒歩5分

[タイムテーブル]
3月9日(水)~15日(火)
9日(水) 19:00
10日(木) 19:00
11日(金) 19:00
12日(土) 14:00
13日(日) 14:00/19:00
14日(月) 14:00/19:00
15日(火) 14:00

詳細は公式サイトでご確認ください
プロフィール

丸尾聡

Author:丸尾聡
○劇作家・演出家・シナリオライター・俳優
○“世の中と演劇するオフィスプロジェクトM”代表


糖尿病演劇人として、日々戦いの毎日
代表作に、戯曲『飯綱おろし』『海峡を越えた女』『離宮のタルト』、オーディオドラマ『バッテリー』『精霊の守り人』『残置物処理班』など

ワークショップ
*開催日程は公式サイト
 ご確認ください

■ベーシック・ワークショップ
 『声のれっすん
俳優志望者・スキルアップを目指す俳優、そして劇作家や演出家とその卵。幅広い演劇人のためのワークショップ。参加申込みは随時。

■戯曲創作ワークショップ
 『劇作のれっすん
構想を戯曲化したい方、書き上げた戯曲をリライトしたい方のため講座。
*短期リライトコース受付中!
 ⇒最終稿まで、面談または
  メール個人指導
*単日セミナー随時開催!

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'09~'10年 劇団ポプラ
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'10年3月 プロジェクトM
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'10年9月 レクラム舎
星からの伝言
*脚本

'10年10月 プロジェクトM
夕空はれて
*演出
'11年3月 プロジェクトM
死刑執行人(仮題)』
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ダイニング・キッチン
*作/演出
(テアトルBONBON)

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*芸術監督
(タイニイアリス)
09年3月/プロジェクトM
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*構成・演出
(こまばアゴラ劇場)
『料理人~RIO:喰らう:kurau~』DSCF2176 『料理人~RIO:喰らう:kurau~』DSCF2446

08年2~3月/プロジェクトM
ファイル/残置物処理班
*作・演出
(サンモールスタジオ/相鉄本多劇場/長野ネオンホール/松本ピカデリーホール)


07年4月~現在/劇団ポプラ
三年寝太郎物語
*脚本・演出
(全国巡演)
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NHK-FM青春アドベンチャー
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NHK-FM青春アドベンチャー
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07年4月2~13日 全10回(再放送)
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